今回はエアコンが効かなくなったE46の修理となります。
エアコンの故障原因は様々あるため、原因と考えられるものを点検作業で1点1点消していくという
作業からはじめる形になりますが、今回の車両は補充したエアコンガスが1晩で抜けてしまうこと
からガス漏れが原因であると判明。
ガス漏れ箇所を調査するとエバポレーターという部品から漏れていることがわかり、エバポレーター
交換となりました。
エバポレーターはダッシュボードの奥にあるため、下の写真のように室内分解しないと交換できません。
室内を分解した後、エバポレーターを収納しているケースを取り出します。
このケース内に収納されているエバポレーターが下の写真の部品です。
何やら小さいラジエーターみたいですね。
今回のエアコン不調の故障原因はエバポレーターであったため、エアコン故障でも重症分類となり作業時間、
修理金額ともにかなりのものとなってしました。
ただ、エアコン不調の原因は様々あり、軽症分類であれば比較的安く修理できるケースもあります。
地球温暖化の影響でしょうか、近年では毎年のごとく猛暑が猛威をふるう夏がやってきます。
そんな猛暑の中でも快適なドライブを過ごすためには、よく効くエアコンは欠かせませんよね。
エアコンの効きが最近イマイチだなーとお悩みの方は是非一度ご相談下さい。
~ワンポイントアドバイス~
昔の外車では、エアコンが壊れないようにするためにエアコンは常にスイッチを入れておけ!!
なんて迷信染みたことが言われていたことがあります。
あれは迷信だよと思う人も多いかと思いますが、エアコンも機械なので内部が腐食しないよう
オイルが混合されているのです。
エアコンを動かすことでオイルが循環し、腐食防止の役割を果たしてくれてるという事実がります。
昔の車は当然今ほど優秀では無かったので予防策として”常にスイッチを入れとけ”といったことが
まことしやかに言われていたのかも知れませんね。
ただ、腐食防止にはオイルを循環させる必要があるのは今でも変わりません。
そのため、今でもエアコン故障を予防するため、週に一度はエアコンを数時間運転させたほうが良い
とさているそうです。
作業内容: E46 エアコン修理(エバポレーター交換)
作業担当: 大内
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